2024.1.25
僕はものづくりを
やる仕事をしてきてる
それは歌を作るもそうだし
絵を描くもそう。
CDを作る、もそうかも。
形あるものだけじゃなく
ライブとかもそうだし
トークなどでの喋りとかも
ものづくり
に当てはまるかもしれない。
長年そういうのやってきて
気づいたことがある。
イタズラ顔くらいが
ちょうどいい。
ということだ。
これは僕にしか
当てはまらない
ことかもしれないので
みんなが使える技かはわからない。
でも記してみよう思います。
いいものを作ろう。
感動させるものを作ろう。
ちゃんとしよう。
こういうルールや常識から
はみ出ないように気をつけよう。
そういう気持ちでやると
からだがカチコチに固まって
動けなくなる。
ペンが進まない。
頭の中のエネルギーだけが
消費されて
気がつけば日が暮れて
何日もノートは白紙のままだ。
へとへとに疲れている。
アルバムで言うと
GOの頃がそうだった。
ベリグのロバくんや
ホタバンのりゅーじくんなど
ちゃんとしたことを
ちゃんとできる仲間が近くにいて
それと比べて自分のちゃんと
できなさに焦って
ちゃんとしなきゃと思っていた
いいものを作ろう作りたい
その心と裏腹に全然ペンが進まず
だけどレコーディングの
日取りと発売日は決まってて
ただただ焦っていた。
(GOというアルバムは
そんな苦労が経験できた
思い出深い作品です)
その後
自分にどんな変化が
起きたのかと言うと
半分イタズラ心を持ちながら
鼻の穴をぷっくり開いて
まあ、これは変だけど
僕らしくて僕は好きよ。
という気持ちで曲を作ったのだ
鼻の穴がぷっくり開くこと
僕はなにか企んでる時
楽しそうなことを思いついた時
ふざけたアイデアが浮かんで
キラキラしている時
鼻の穴がぷっくり大きくなっている。
我が家では鼻ぷくと呼んでいる。
そんな鼻ぷくで作ったのが
すきすきマーチだ。
タイトルからしてふざけてる
マーチじゃないし、と
エンジニアさんに突っ込まれたけど
でも語感いいし、いいんじゃないか
と言われたの覚えてる。
ボヤケルズも、最初
お酒飲んでスタジオやライブやってたし
そのゆるいふざけ感
楽しい感じで曲を量産していた。
思えば思い返してみると
まだ中学生の頃
鶴丸予備校に通い
みんなが自習室で勉強してる時
僕とまさとくんは2人で
自作のテストを作ったり
漫画を書いたりしていた。
自作のテストにしても
足フットテストといって
テスト問題の大切な問題文の部分が
何故か大きな足跡で隠れているという
意味のわからないテストだった。
それを成績トップクラスの
塩福くんにやらせてみて
塩福くんは問題文が
隠れてるにもかかわらず
さらさら回答を書く。
僕らも、それに丸をつける。
さすが塩福くんは頭いいわとか
ふざけて言っていた。
完全に鼻の穴が膨らんでいたはずだ。
そんなことをやっていたら
成績上がらないぞ!
せっかく親が塾にお金払って
通わせているのに
なんてことやってるんだ!と
自分も親になった今なら思えるが
その当時、僕らはそんなことやってたら
成績がどんどん上がっていった。
ふざけた気持ちを持ちながら
イタズラ顔で鼻ぷく状態だと
訳の分からない奇跡が起きる。
すきすきマーチは
アルバムのリード曲になってしまったし
ボヤケルズもいいライブに
呼んでもらったり
なんならデビューまでしてしまった。
大人になると
ふざけるのが難しくなる。
なんでだろう。
イタズラ心をわすれてしまう。
上のような経験を持つ
僕ですら
気がつくとイタズラ心を忘れ
効率の良さや
常識に囚われた考えで
生きてしまう。
そんな私の目の前に
素晴らしい教師が現れた
神様が
ごう、鼻膨らまさんかいと
派遣した素晴らしい先生。
現世での名前を
ことは
という。
多分天界では違う名前があるはず。
(ことはちゃんは自分は
太陽からきた、と言っている)
ポテトを食べて
美味しいの舞を踊る先生
水こぼしたり
風呂の水飲んだり
絵の具壁に塗ったり
水入りのコップに
ご飯入れたり
おもちゃ箱を逆さまにして
全部出したり
やることなすこと
鼻が膨れまくってる。
イタズラ心
ついついわすれちゃうんすよ。
先生、あざす。
ごうも、イタズラ顔で
鼻膨らませていきますわ。
新作抽象画
今日の夜はミッドアウトだ。
足フットテスト作ってる
あの時の気持ちで
まさとくんに色々投げかけてみよっと。
うたまんクラブの皆さん
アーカイブ更新したから
聞ける時に聞いてくださいね。
アフタートークは
どこまで曝け出していいのか
という悩みを親衛隊の皆さんに
ぶつけています。
そんなふざけたミュージシャンです。
絵の販売会もいよいよ
明日1/26の夜から
絵を買ってもらっちゃうって
こと自体、凄すぎる奇跡だもんなー
明日あたり、全部売れちゃった未来の
ブログ書くかな。面白そう。
ではみなさま、良い1日を。
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