前にも少し言ってたけど
前田くんが若者達を連れて
我が家、平川山奥スタジオに
遊びに来た。
まだ色々発表するタイミングとかみてるかもしれないので名前を逐一出さない方がいいのかもしれないので伏せるが(一応)
若者達のレコーディング前のデモ作り、プリプロを何故かうちでやることに。
初めましての子と挨拶をする。
とても柔らかい人当たりで
でも繊細そうな、雰囲気醸してる。
前田くんと似てるねなんだか。
僕は自分の音源は自分でレコーディングするのだが基本的に人の音楽をレコーディングしたことないので、(しかも彼らは自分でもレコーディングする猛者たちなのだ)どうやったらいいかなーと思いつつも、マイクを立てて、音を拾ってみる。
いい感じっすね、とか言いながら
どう?なんかこうして欲しいとか言ったら言ってね!とか話しながら
(こうして欲しいと言われてもどうにもできない場面もありつつ)
途中から、若者3人達がもっとこうしたらいいね、ああしたらいいね,とアレンジを練り始めるので、これ最早僕いない方がいいかもな、と
RECのやり方だけ少し教えて(少し教えたらもうできます今の子達)僕は外に出た。
若者若者というとなんだか
すごく自分は遠くにいるような感じに
なるので嫌なのだが
彼らの共通の知人の物真似をして盛り上がる感じ
が、かつて僕にもあったような、でも明確にわかる、僕はそこに今いないことを、っていうような感じがして、若者と呼ぶしかないのである。
もはや場所貸しのスタジオの店番みたいな気分で
僕は外に出て玉ねぎやネギを植えた。
部屋の中ではアコースティックギターを爪弾く音と、たまに笑い声、僕は外で鳥のさえずりを聞きながら畑仕事。
ここいいっすねー秘密基地見つけた気分。
とA君は言った。
そうかぁ、僕は秘密基地に住んでる奴なんだな
なんとなく、わかる気もする、と僕は思った。
漏れ出る音を聞きながら
畑から戻った僕は
ワンマン手描きチケットを20枚くらい描いた
全部手描きっすか?根性っすね。
確かにね、昭和生まれは根性が好きです。
レコーディングをしてるととても時間が過ぎるのが早い。
演奏して、それを聞く時間があって
一回聞くだけじゃわからないからまた弾く。
でまた弾き直して、また聞く
3分の曲でも何度も何度も行ったり来たりして
それでやっぱりレコーディングは長くかかる。
それでやっぱり思う。
レコーディングって楽しいな。
5曲ほど録音し
彼らはまたしばしモノマネで盛り上がり
帰って行った。
まだギターの音だけの彼らの曲が
この先さまざまな変化を遂げて
いつかあなたに届きますように。
きっといいアルバムになるなと思った。
さて!月末。
さて、こちらの方も準備しよう。
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